ドコモから待望の新型スマートフォンGALAXY SII LTE SC-03Dが先週24日に発売となった。SC-03Dは1.5GHz駆動のデュアルコアCPUで、LTE方式による高速通信が可能な魅力ある端末だ。LTEといえば当サイトでは「ドコモ山田社長 記者発表で「えるてーいー」を連発して話題に!!?」という記事を掲載したが、今回のSC-03D発売に関してネット上でどのような反応があったのかを見ていこうと思う。
まずは、ドコモ山田社長「Xiスマホは非常に速い、iPhoneに十分勝てる」と強気の発言。八代目iPhoneキラー『GALAXY S II LTE』 発売(アンドロイド速報)より。Xiスマートフォン発売イベントに参加したドコモ山田社長へのインタビュー記事に対して、やはり2ちゃんねるでも様々な突っ込みがされている。
山田社長の対iPhoneへの強気な発言に対し、
HT-03A時代からiPhoneに勝てるって言ってるのにいつになったらiPhone殺せるの
iPhoneキラーどもは早くiPhone殺せよ
未だにiPhone諦めていないって言ったそばからこれか?…
と手厳しい。個人的な意見として、筆者も山田社長の発言には色々と思う所がある。アップルへの交渉を諦めていないと発言したかと思うと、今回のように対抗意識を強調したり、どうにも方針がはっきりしない。何となくだが、この人の発言の根本には投資家へどうアピールするかしか考えていないような気がする。経営者として当然の思考なのかもしれないが、少々場当たりすぎるのではないか。これではアップルが気を許すわけがない。
…と、GALAXY SII LTEの話題から脱線しそうなので話を戻そう。今度は「GALAXY S II LTE(SC-03D)」発売日のスレ。2-20Mbpsの報告とXiの速度は確かなようだ(アンドロイド速報)で2ちゃんでの反応を見ていく。
本日新発売上げ。友人も今日これ買うために朝一並ぶと気合い入ってる。
今日は会社を休んで買いにいく
と、SC-03Dへの期待度が高いことがうかがえる。なかにはゲット!!!!!!!!!!!!! 何していいかわからなくてワロスという、Android初心者ですか?って聞きたくなる書き込みもあって微笑ましい。
LTEの売りである通信速度に関しては、
AKB(筆者注:秋葉原で計測か)なのに10Mbpsでないのか でも手持ちのS2は1Mbpsだから十分速いけど
携帯でその速度か・・・うちのケーブルTVの回線より早いなw
10Mbps超えたw
といった感じで従来のFOMA回線環境下と比較して圧倒的な速さで通信できていることを報告する書き込みがされている。
Android端末No.1と言って差し支えないハイパフォーマンス機種のGALAXY SII LTE SC-03Dではあるが、まだまだLTEの通信性能を発揮できるXiエリアは狭い。また、Xi端末向けの無料通話分が含まれない料金プラン、ドコモ同士でないと通話し放題にならないオプションプランなど、料金プランについては注意が必要だ。さらに、パケット通信も来年10月以降は月間7GBを超えた場合に追加料金を払わないと128kbpsへ制限されてしまうのも、テザリング目的のユーザーには厳しい条件となるかもしれない。SC-03Dに限らずXi端末を検討中の人は自分の利用方法などよく考え、ショップとよく相談して契約をしたほうがいいだろう。(こうべみせ)